お庭のリビングから見える位置に花壇を作りたい
京都府京田辺市の戸建て住宅の造園事例です。
ご主人様から、奥様が花を植えたいと希望のことでご相談をいただきました。
お庭は、広く、雑草などが生えないように整備されていましたが、全体的に砂地の地面がむき出しで殺風景な様子でした。
リビングから見える位置に花壇を設置したいとのことでしたが、建物の目線の高さとなると、外から見たときに、背の高い花壇になり圧迫感が出る可能性ありますので、設計から考えることになりました。
花壇以外にも植栽や防草シート貼りなどもご依頼
予算200万円くらいをお考えで、花壇以外にも施工ができることをお伝えしました。
お客様は、花壇の横に植木などの植栽スペースを作って欲しい、花壇と植栽スペース以外には、防草シート張りと砂利敷きで、雑草の生えないようにして欲しいとご希望いただき、こちらも花壇づくりとあわせて進めることになりました。
花壇作りなどの造園工事の作業内容
花壇を作る工程
花壇は高さを出しても圧迫感を減らすため、角部分に3つの高さを組み合わせたものをつくるすることになりました。
まずは、基礎として穴を掘って砕石を入れて鉄筋を敷きます。
レンガで背の高い壁を作るので鉄筋を敷くことで、レンガがずれにくくなり丈夫な花壇を作ることができます。
レンガを積みながら縦にも鉄筋を入れることでさらに強度を高められます。
庭木植栽
花壇の横には、棒状の石などを組み合わせて植栽スペースの仕切りを作り、以下の木を植えました。
レモンは奥様のリクエストがありご用意しています。
【庭木】
- 常緑ヤマボウシ株立ち(H2.5)
- ハナミズキ(H2.5)
- ヒュウガミズキ
- エリナ・カスケード
- オリーブ
- レモン
- フィリフェラオーレア
【低木・花の苗】
- オタフク南天
- 斑入りヤブラン
- ローズマリー
- アガパンサス
防草シート張りと砂利敷き
花壇と植栽スペース以外の庭の地面に、防草シート張りの工事を行います。
もともとの庭の高さのまま砂利を敷くと雨水マスが隠れてしまうので、表面の土を全体的に数センチ取り除いてから、防草シート張りと砂利敷きを行いました。
お客様のイメージ通りの花壇とお庭を作ることができた
仕上がりを見て、ご主人も奥様も大変お喜びでした。
家の中から見た花壇と外から見た花壇両方が、バランスよく見えるように工夫し、施工もしっかりと行っています。
実は、工期中に地震が起きましたが、その際も崩れなかったというエピソードもあります。