お庭の植栽と道路からの目隠しにお困り
「レンガの花壇作りと、目隠し用の生け垣を植えて欲しいのですが、お願いできますか?」
弊社HPをご覧になったS様からのご依頼です。
お伺いすると、庭の玄関前に地面にご自身で直接レンガを並べた花壇のスペースがありましたが、S様はその出来にあまり満足されておらず、植えた植物もあまり育たないため、なんとなく荒れた感じになってしまったお庭を何とかしたいとお考えでした。
また、道路に面した部分にフェンスが設置されていましたが、中が見通せる状態でしたので目隠し用に生け垣を作りたいとご希望がありました。
花壇と生け垣づくりのご要望をしっかりヒアリング
花壇と生け垣作りに関して、カタログや実際の植木を数種類お持ちして、どのようなイメージにしたいのかしっかりとヒアリングを行い3点のご要望をいただきました。
- レンガは5段くらい積んで高さのある花壇にして欲しい
- 元々ある木(ハナミズキ)やフェンス付近のハーブを花壇に移植して欲しい
- 生け垣は隣の人が植えているのと同じ木(斑入りのマサキ)にして欲しい
S様は「かっこいいお庭にしたい!」と高さのある花壇をご希望され、レンガの色も渋めのダークブラウンをお選びになりました。
花壇のレンガ積みと植木の移植の作業内容
元々並べてあったレンガを撤去し、移植する木は掘り起こして根巻きした状態にして、レンガ積みを行った後、培養土を入れて植栽を行いました。その際以下の2点に気をつけて作業を行っています。
1段ずつ水平になるようにレンガ積み
レンガ積みは大きさの決まったレンガを並べるだけとお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、1段ずつ水平に積んでいくのは、慣れた職人でないとできないとても難しい作業です。
レンガとレンガを固定するモルタルを均等に乗せてさらに均等な圧力でレンガを乗せなければ、前後左右に傾きが生じ、1㎜の誤差でも最終的には大きなズレとなってしまいます。
熟練の職人が、約150枚のレンガを1段1段丁寧に積み上げて花壇を作りました。
抜いた木の根が凍らないように工夫
1度抜いたハナミズキは、そのまま放っておくと、根が乾燥したり、夜に霜がおりたりして弱ってしまいます。
作業中や夜間はできるだけ根に土を被せて乾燥や寒さで弱らないように注意しました。
そのほかにも、玄関先や生け垣スペースに植えられていた低木やハーブの植え替えもさせていただきました。
斑入りマサキの生け垣作りの作業内容
フェンス前の土を耕し、バーク堆肥とパーライトを混ぜ土壌改良して、その後、1mに2.5本の間隔で合計10本のマサキをポットから植えつけました。
高さのあるレンガの花壇でかっこいいお庭に仕上がった
花壇はゆがみがないようにキッチリと仕上がり、生垣のマサキも葉が茂ることを待つばかりです。
S様は仕上がった花壇にご満足され、早くもガーデニングを楽しみたいというようなご様子でした。
京都府八幡市の花壇のレンガ積みなら植木屋松正にお任せください!