ビルの植栽スペースの木を2年ほど剪定できていない
寝屋川市の店舗兼住居のビルを所有するK様は、ビルの前の植栽スペースの木の剪定にお困りでした。
というのも、以前依頼していた植木屋さんと連絡が取れなくなってしまい、その後手入れできずに置いておかれていたそうです。
K様のご希望は、テナントの店先が殺風景にならない程度に、植栽スペースに収まるサイズにできるだけ剪定してほしいということでした。
シラカシの特性・スペースに合わせた剪定を提案
このビルの前の木は、シラカシというドングリの一種の常緑樹でした。
シラカシは、普通に植えられているだけの状態だと丈夫で枯れにくいですが、大きく剪定すると弱りやすく幹を半分以上切ると枯れてしまうこともあります。
今回は「現状維持」と呼ばれる、弱らない程度に切り詰められるところまで切り詰める剪定をご提案しました。
また、手入れしていない期間が長く、樹形が不恰好になってしまっているので、狭い場所・街中の木に適した元の円錐形の樹形に戻すように剪定することも提案しました。
シラカシの剪定作業の内容
剪定作業は脚立とノコギリで行い、1時間ほどで終了しました。
今回の剪定のポイント
切った後に弱らないように注意
先ほど少し触れましたが、シラカシは意外とデリケートな木ですので、切る枝や量を加減しながら剪定し、切り口に水が溜まって傷みにくいように斜めにカットしました。
樹形を戻すためにバランス良く剪定
円錐形の樹形に戻すために全体的なバランスを見ながら剪定を行いました。
右の枝が多く、左の枝が少ない状態でしたので、右の枝を少なくし、左は敷地から出ない程度にできるだけ残しました。
かなり枝の付き方にばらつきがあり、今回1度だけの剪定で完全に元に戻すのは難しい状態でしたが、2年ほどで元の樹形の戻せる見込みです。
木の特徴・植栽スペースに合わせた剪定ができた
K様は作業内容に満足されたようで、「また来年もお願いします」と言っていただくことができました。
次にお伺いする際には、綺麗な円錐形に戻す剪定が完了するかと思います。
狭いスペースに植えられた木は、手入れを少なくするために、強めの剪定をご希望される方もいらっしゃいますが、今回のシラカシのように木の種類によっては、切りすぎると弱ったり枯れたりする恐れがあります。
植木の剪定にお困りの際は、しっかりと要望を聞いてくれることはもちろん、木についての知識もきちんと持っている植木屋さんに依頼されることがおすすめです。
大阪府寝屋川市のシラカシの剪定にお困りなら植木屋松正まで!