保育園の敷地の大きな枯れ木にお困り
「敷地内に大きな枯れ木があって倒れたら危ないから切って欲しい」
と、枚方市の保育園様からご依頼いただき、お伺いすると高さ約10m、幹の太さは直径約70〜80cmのクヌギの大木が立ち枯れていました。
枯れ木の中でもクヌギの伐採は特に危険
クヌギは他の木と比べて枯れた後が厄介な木です。
というのも、枯れてもろくなった部分と、まだ組織がしっかりしている部分がわかりづらくなるので、迂闊にハシゴをかけたり登ったりするとその部分が崩れて枝が折れたり、転落して事故につながる恐れがあります。
山の木を切る専門の職人さんの間でも「クヌギは枯れたら乗るな」と言われているほどです。
幸い、今回の木は枯れてからまだ1年未満と見られ、傷みも少ないと見られましたので、細心の注意を払いながら伐採を行うことになりました。
枯れたクヌギの大木の伐採作業の内容
建物や他の植木に注意して3段階に分けて伐採
枯れ木の周囲は写真のように後方に他の植木あり、前方は広いスペースがありますが、その先に保育園の建物があり、どちらに倒しても危険でした。
枯れていない木ですと、広くてかつ建物のないスペースに倒すこともできますが、枯れた木の場合重心がずれていたり、朽ちて途中で折れたりする恐れがあるので思った方向に倒れない場合もあります。
朽ちていないか注意して見ながら、ハシゴをかけて落としても危険でないサイズに3段階に分けて切りました。
伐採後の木の運び出し
伐採後の木は、とても大きく人の手では運べないので、ショベルカーで挟んで、ユニック(クレーン付きトラック)まで運び、ワイヤーで釣り上げて荷台に積み込みました。
かなりの木のゴミが出たので伐採よりも運び出しの方に時間がかかり、3tユニックの荷台が一杯になりました。
枯れ木がもろくなる前に安全に伐採できた
クヌギは枯れ木の中でも枯れた後に朽ちやすく危ないものですが、無事に伐採することができました。
それ以外の場所でも枯れ木は放置せず、早めに伐採・撤去しておくことがおすすめです。
早めに処理した方が良い理由は次のとおりです。
- 枯れた木は倒れやすくなるので危険
- 枯れた木が朽ちてくると作業が危険になる
- 伐採作業が危険だと料金も高くなる
- 植木の場合景観が悪くなる
クヌギのような落葉樹の場合、冬は葉が落ちるのでわかりづらいかもしれませんが、先端の細い枝が乾燥して巻いたように曲がってきていたら枯れている恐れがあります。
また、春になっても新芽が出ない場合も枯れていますので、枯れているかもと思った時点で業者に見に来てもらったほうが良いかもしれません。
弊社では、重機を使った大木の伐採も承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。
大阪府枚方市の枯れた大木の伐採なら植木屋松正に!