「木が家に向かって倒れてきているので、どうにかしてほしい」と緊急のご依頼

これまで単発で幾度かご依頼いただいている病院様からの「クスノキの伐採」について、緊急のご依頼です。

病院の敷地である山の中のクスノキについて、近隣の住民の方から「木が家に向かって倒れてきているので、どうにかしてほしい」とクレームがあったそうです。

現地を確認させていただいたところ、クスノキの根元が腐ってしまっており、別の大きな木に倒れかかっている状態でした。

チルホールを使って、クスノキを山側に徐々に倒すようにして伐採

倒れかかっているクスノキはかなり大きな木で、太さは直径80cmほどありました。

こういった大きな木をそのまま切っていくと、どこに転がっていってしまうのか分からないため、大変危険です。

そのため、まずはチルホール（ワイヤー）を使用してクスノキを山側に固定した状態にしました。

そして、脚立に上り、伐採する際に邪魔になってしまう枝葉をチェンソーやのこぎりで切り落としていきました。

不要な枝葉を全て落としてクスノキが丸太の状態になったら、クスノキを山側に倒していきます。

その際、木を立ててしまうとどこに倒れるか分からないため、大変危険です。

そのため、少しずつ木を引っ張って旋回させながら、山に置くようにして徐々に倒していきました。

また、作業場所は斜面もあり危なかったため、足元にも注意して作業を進めました。

直径80cmのクスノキの伐採作業を1日で完了

根が腐って倒れかかっていたクスノキの伐採作業を3人で実施しました。

作業は、1日で完了しました。

伐採したクスノキは、山の中に置いたままとしています。

これは、山の中に重機を入れることが難しいことと、切った丸太がどこに転がるか予想できずに危険なためです。

作業後は責任者の方にお立ち合いいただき、状況を確認していただきました。

「無事に伐採が出来て良かったです」とご満足いただけた様子で、良かったです。

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