個人宅からのご依頼です。今年で3年目になります。お庭の剪定工事を行いました。
お客様のご要望
ご主人がお庭が好きで特に黒松を丁寧にしてほしいと最初の打ち合わせの時に要望頂きました。ほかにもさくらんぼの木やイヌマキ、モッコク、ヤマモモ、タマツゲ、モミジ、紅花トキワマンサク、チャボヒバなどたくさんの植物があります。
そのなかでもやはり玄関入り口にある黒松を綺麗にしてほしいので植木屋さんを探していた所、知り合いの工務店さんから弊社を紹介頂きお庭の管理をまかせて頂く事となりました。
作業内容
黒松メインで写真にはおさまりきりませんが全体を手入れして3日ほどかかります。クロマツを一日かけて仕上げて残りを二日で終わらせます。
今回は裏にシダレ桜があったのですが猛暑で枯れてしまい伐採もする事になりました。その隣にあるヤマモモも奥様のご要望で半分程に縮めました。
マツの手入れ
マツの手入れをしていると一般の方がたまに話かけて頂く事があるのですが、「なにをされているのですか?」と不思議がられる事がおおいです。
もしくは何も知らないけどもマツは時間とお金がかかるイメージを強くもたれている方が大半ではないでしょうか?あながち間違いではないですがどれだけ時間とお金をかけるかで手入れの質がかわります。
もちろん安いからって手抜きしてるわけではないですよ。細かく文章で説明するのは難しいですが、普段植木屋さんがやっているのはいらない枝を切って古い葉を手で取る(業界では揉むといっています)作業をしています。
古い葉を取る事によって今年出た葉だけになり木全体が締まります。その古い葉を取る作業の時に今年でた小さな芽が結構あるんです。
それを残しながら葉を取っているので余計にほかの木と違って時間がかかります。大雑把に説明しましたが、そのせいで時間とお金がかかってしまうとゆう事なんですが、早くする事もできます。
古葉をそのままにしてほかの木と同様に切るだけに専念する。なんて事も可能です。大抵の植木屋さんは嫌がります。なぜ嫌か・・一番の理由は,仕上がりに満足できない、ほかの植木屋に見られたらかっこ悪い、もしくは目のこえた人がみたら腕がないなど要はかっこの問題だとおもいます。(あくまで私個人の意見です)
ですがそれでも出費がかさむのは避けたい所です。なのでもし少しでも経費を抑えたいのであれば植木屋さんにマツは揉まなくていいです。もしくは鋏打ちだけでいいですとおっしゃっていただければ出費をおさえる事ができます。