汚水桝に侵入した根で汚水桝が詰まる。剪定したい。
枚方市にあるマンション敷地内にあるケヤキ、アラカシ、桜を伐採した事例です。
昨年に当社のホームページを見て、お問い合わせがありました。
100戸程度あるマンションの理事会役員の方から「汚水桝に樹木の根が侵入して、汚水桝が詰まっているので、樹木を剪定してほしい」とのご相談がありました。
汚水桝とは、各家庭のトイレやキッチンから出た汚水の中にある固形物を、沈殿させて溜める役割を持つものです。
タンクのような形状で、一般的には地下に埋められています。そのため、周辺に生える樹木の根が侵入するトラブルが発生することがあります。
お客様は、お問い合わせの1年前に設備業者に依頼し、汚水桝の詰まりを高圧洗浄にて解消されていました。
しかし1年が経過し、再度汚水桝が詰まったとのことでした。
現地にて状況を見ながらご相談した結果、当社から剪定ではなく伐採をお勧めしました。
汚水桝近くには14本の高木(ケヤキ、アラカシ、桜)が生えており、どの樹木の根が汚水桝に侵入しているか判断ができません。そのため、それらの樹木を全て伐採することになりました。
樹木は伐採後に切り株に薬を塗ると根が腐るため、詰まりを解消することができます。
汚水桝付近に立つケヤキ3本,アラカシ4本,桜7本の伐採
まず、ユニックのゴンドラに乗って届く範囲の剪定を行いました。
届かない範囲は木に登り、運べるサイズに剪定して人力で枝を降ろしていきました。
桜の近くには、歩道があり、インターロッキングと呼ばれるレンガを敷き詰めたような舗装がされています。
そこに直接枝を落とすと舗装が割れてしまう可能性があったため、剪定した枝はロープを使ってゆっくりと降ろしました。
ケヤキのあるエリアの左手には、別のマンションの駐車場があります。切った枝葉が落下しないように、細心の注意を払いました。剪定した枝はロープを使ってゆっくりと降ろしました。特に駐車場側は枝葉を細かく切ってから降ろしました。
伐採後の切り株には、薬剤(ラウンドアップの原液)を刷毛で塗布し、伐採した樹木が枯れるようにします。
作業で発生したゴミは、トラックに積み込み安全に運搬しました。
作業後は、マンションの管理人の方に現場の確認をしていただきました。
マンションの住民に配慮して作業を実施
マンションは生活の場であり、各戸に住まれている住民の方への配慮をしっかりと行う必要があります。
例えば、騒音対策として作業時間帯を平日の9時以降に開始したり、各戸のベランダに剪定した枝や葉が侵入しないように注意して作業を行っています。
植木屋松正では、工場・企業・病院・大型施設・マンションの年間植栽管理を受け付けています。
他社よりお安くする自信がありますので、一度お見積りをご依頼ください。