増築の邪魔になっている敷地のキンモクセイを撤去したい
八幡市の自治会の役員様からのご依頼で、キンモクセイの撤去(伐採・抜根)を行った事例です。
直接ご来社いただき、「自治会の建物を拡張(増築)するのに木が邪魔になっているので、切って根まで撤去してほしい」とのことでしたので、一度現地を見に行って見積もりを行い、ご依頼に至りました。
現場は、大きい作業車両を横付けできそうな場所でした。
キンモクセイは5mほどの高さで、ほとんど手入れされていない状態でした。写真では数本の木があるように見えますが、根元から枝分かれして合わさっている1本の木です。
作業の方針を一通り説明し、お伺いすることになりました。
キンモクセイ撤去の作業内容
地上部分の伐採作業
直接木に登って、上からチェーンソーを使って作業を行います。切った枝は道に落として、もう一人が拾って集めてトラックに乗せるという分業を行いました。
写真では分かりにくいですが、木は屋根から距離があり、作業中に建物を壊すような心配はありませんでしたが、道路脇のカーブミラーには注意して作業を行いました。
全て切ってしまうと、抜根時の取っ掛かりがなくなるので、1mほどの高さを残して伐採しました。
キンモクセイの根の撤去作業
根の撤去は、まず手作業である程度掘り出してから、クレーンで引き上げることになりました。
チェーンブロックと呼ばれる機材を用いた作業も可能でしたが、設置に手間と時間がかかり、手作業で穴を掘る作業はほとんど変わりませんでしたので、クレーンでの作業が良いと判断しました。
地中の根を切るために、周囲を掘っていきました。
木の根は、指くらいの太さでも残っていると土から外れにくくなる要因となるので、あらかじめ土を掘り起こして切っておく必要があります。
ある程度根を切ったら、今度はクレーンを使った引き上げ作業です。
切り株にロープを取れないように巻き付けて、クレーンで引き上げます。引き上げながら残った根を切り、付着した土を払い落としました。
地中の配管に注意して撤去作業を行った
今回の作業で特に気をつけたのが地中の配管です。
キンモクセイの横に見える壁の中にはトイレがあったので、地中にトイレの配管が埋まっている可能性がありました。
地表からはわからないので、最初は慎重に作業を行い、しばらくするとやはり排水管が現れたので、傷つけないように作業を行いました。
5mのキンモクセイを安全に撤去できた
作業は半日で完了し、トラック半分分くらいのゴミが出ました。
ご依頼主様は室内にいらっしゃいましたが、作業後には見に来て、「邪魔な木がなくなってよかったです。ありがとうございます。」と喜んでいらっしゃいました。
建物の増築や、お庭のリフォームを行う際、お庭の木が邪魔になることもありますよね。小さな木の場合ご自身で引っこ抜くこともできますが、今回のような大きい木の場合、大変な上、危険が伴いますし、地中の配管の破損の恐れもあります。
できるだけ植木屋に相談されることがおすすめです。
京都府八幡市でキンモクセイの撤去を依頼するなら植木屋松正まで