自社ビルと管理しているマンション2件の植栽の手入れをして欲しい
大阪市の不動産会社様から、植栽のお手入れ(剪定)のご依頼をいただきました。
ご依頼箇所は以下の3つの植栽スペースです。
- 城東区自社ビルの植栽スペース
- 中央区のマンションのアプローチ植栽
- 北区のマンションの駐車スペース植栽
まずは、自社ビルにお伺いし、どのような作業をご希望かヒアリングしてから、作業にとりかかりました。
自社ビルのシマトネリコ植栽は壁に付かないように剪定
城東区にある、自社ビルの歩道に面した植栽スペースにはシマトネリコが2株植えられていました。
こちらのシマトネリコは両方、株立ちと呼ばれるスタンダードな樹形になるよう植えられたようでしたが、かなり葉が茂って不恰好になっていました。
株立ちは、真っ直ぐな枝が根元から扇形に広がる形になるのが理想です。
向かって左側のシマトネリコは左上がバランス悪くなっており、右側は全体的に枝が曲がってしまっている状態でした。
また、剪定に関してご依頼主様から2つのご要望がありました。
- 窓から明かりを取り込みたい
- 壁が傷むので壁にひっつかないようにしたい
この2つがかなうよう、枝葉のボリュームを減らし、建物側の枝はきつめに抑えました。
1回の剪定だけでは樹形を戻すことは難しいので、徐々に整えていくことをご提案しました。
根元の低木(サツキツツジ)も形を整えました。
中央区のマンションのアプローチ植栽は広がりを抑えて剪定
次にお伺いした中央区のマンションは、まだ新しく、木も育っている最中という印象です。
しかしながら、アプローチ右側の木は塀を越えて隣の敷地に枝を伸ばしつつあり、左側の木は左右の通路に枝が広がってきていました。
まだ細い木なので、切っても大丈夫か心配される方もいらっしゃるかと思いますが、このような生長過程の木は意外と生命力あり、すぐに復活します。
右側の木(シマトネリコ)はできるだけ高さを抑え、隣に伸びないように整えました。
本当は塀より低くしたいところですが、そうすると枝がほとんどなくなって、棒のような不恰好な樹形になるので、少し高めに残しています。
左側の木(レッドロビン)は、両サイドを刈り込み、人が歩きやすいように剪定しました。
木が風の影響で傾いている部分もありましたので、樹形を戻すように整えています。
北区のマンションの駐車スペース植栽は車に当たらないように剪定
最後の物件は、1階部分にカーシェアの駐車場と住人の駐車場があるマンションです。
マンションの入り口と、駐車スペースには手入れができていないサツキの植栽が3箇所あり、見たところ1年くらい放っておかれていると見られました。
それぞれ車や通行人に当たらないように、刈り込み、植栽スペースに収まる形にできました。
サツキは伸びすぎると表面に葉や新芽が集中し、中心部に葉がなくなってきます。
1度そうなってしまうと、剪定した時に葉っぱのない丸坊主の状態になって、復活に時間が掛かるので注意が必要です。
大阪市内3物件の植栽の手入れを1日で完了
3つの物件の植栽の手入れを1日で終わらせ、管理会社様には満足いただくことが出来ました。
タイムスケジュールは1件目が8:00~9:00、2件目が10:00~12:00、休憩を挟んで3件目が13:00~14:00に作業をさせていただきました。
植栽の手入れは、大規模なマンションや庭園の場合、作業に1日以上かかる事もありますが、小さな植栽スペースの場合は短時間で完了しますので、1日に数件回ることも出来ます。
「いくつかある物件の植栽の手入れを、それぞれいつ頼んだらいいかわからない…」とお悩みの不動産会社様や、複数の物件をお持ちの大家さんは、ぜひ1度弊社に相談してみてください。
どのようなタイミングで、どのような作業をご希望か、丁寧にヒアリングさせていただき、作業を承ります。