大きくなりすぎたシュロを手入れする人が居ないので伐採したい
京都市伏見区桃山町の戸建てのお庭のシュロを伐採した事例です。
今回は、LINEでお隣の方からご依頼をいただきました。
主に管理している家主様は遠方にお住まいで、入居している方は居るには居るけれど、養護施設に入っていてほとんど家に帰ってこないという状況で、庭木を管理する人が誰も居ない状況にお隣の方も家主様もお困りでした。
お隣の方は、家同士の境界に植えられたシュロが大きくなりすぎていて危ないと思われ、家主さんに相談し、了承を得た上で、切ってもらうことにしたとのことです。
上に行けば行くほど重いシュロは重機で伐採しないと危険
シュロなどヤシの仲間は、普通の木のように伐採をすることが難しい木で重機を使った伐採が望ましいです。
というのも、一本伸びた幹の上に葉が茂る樹形をしており、伸びれば伸びるほど重心が上になり、普通に手作業で切ってしまうと、重い先端部分が、人の手では支えられず、不安定になり、そのまま倒れたり落としたりしてしまうと周囲に被害を及ぼす可能性があるからです。
また、これもヤシの仲間に共通する事ですが、繊維状の樹皮は普通の廃材として処理できないので、処分費用が高くつくという特徴もあります。
以上を踏まえ、見積もを取り、家主様の了承得て作業を行なう事になりました。
重機を使ったシュロの伐採の作業内容
ある程度葉っぱを落としたあと、幹に帯を巻き付けて重機(ユニック)のフックに引っ掛けて吊り上げます。
吊った状態で、脚立に乗ってチェーンソー作業を行います。
最初は上部の1mくらいを切り、残りも同じように帯を巻いて吊ってから根元から伐採し、切った幹はそのまま吊り上げてトラックに積み込みました。
シュロのついでにモチノキも伐採
シュロの他に庭にあったモチノキも、管理ができずお困りとのことでしたので、ついでに伐採しました。
当日は家主様も立会いのもとシュロの伐採が完了
当日、遠方にお住まいの家主様も現地に来てくださり、作業を見届けられ、作業内容に満足されたようで大変お喜びいただくことができました。
幹が一本立っているだけのシュロなどヤシの仲間の木は、一見簡単に伐採できそうですが、今回紹介したように、特殊な作業が必要なケースが多いので、植木屋さんに任せることをお勧めします。
京都市伏見区桃山町でシュロの伐採を依頼するなら植木屋松正まで!