台風で敷地の木が折れたので今後の台風で他の木が折れないか心配
大阪府枚方市の病院敷地の植木の手入れの事例です。
こちらは定期的に植栽管理をお任せいただいているお客様ですが、今回は「台風で木が折れたので、他の木も心配なので安全な長さに切っておいて欲しい」と、臨時でご依頼頂きました。
立ち枯れた杉と10mのエノキ・6mのサワグルミの強剪定
立ち枯れた杉の撤去
駐車場の植栽スペースの一角に植えられた杉が立ち枯れて半年ほど経った状態になっていました。
高さは5mとさほど高くありませんでしたので、根元から切り倒すこともできました。
しかし、となりに植わっていた木が絡んでおり、引っかかってしまう恐れがあったため、ゴンドラを使って上の方から少しずつ低くしていき、隣の木が引っかからない高さになってから、根元から切り倒しました。
エノキとサワグルミの強剪定
駐輪場と歩道に囲まれたエノキとサワグルミは、風を受けやすく、幹や枝が折れると周囲に被害が出やすい環境でした。
以前の台風で倒れた木を撤去した後、それぞれの木を剪定していきました。
駐車スペースからゴンドラで届く範囲はゴンドラで、届かない位置の木は直接登って剪定を行いました。
作業はノコギリとチェーンソーを使用し、植栽スペースの一角に木のないスペースがありましたので、切った枝はその部分に落とすようにしました。
特にサワグルミは枝の量が多く、このままでは台風の風にあおられて折れる可能性が高かったので、できるだけ密度を減らしました。
後日台風が来たが剪定しておいた木に被害は出なかった
今回は台風に備えて枯れ木の撤去と大木の剪定を行い、数日後に来た台風の被害を未然に防ぐことができました。
近年はつよい台風が上陸することが増え、植栽などにも大きな被害が出るケースも多いです。
台風で木が折れたり倒れたりする前、つまり台風が来る前にしっかり木の手入れを行っておくことが大切ですし、台風直後は植木屋も混みます。
できれば台風のシーズン前に、植木の手入れを済ませておかれることがおすすめです。