大きすぎるヤシの木を伐採してほしい
植栽年間管理をご依頼いただいている企業のお客様からの「ヤシの木の伐採」のご依頼です。
「ヤシの木が大きすぎて、台風が来たら揺れる」「新芽が出た時に落ちる古い葉の衝撃が激しい」とのことで、「大きすぎるヤシの木を伐採してほしい」とご依頼いただきました。
今回は、年間管理の範囲外での追加のご依頼でした。
10mあるヤシの木の伐採作業を実施
10mの高さがあるヤシの木の伐採作業を実施しました。
ヤシの木は背が高く、また繊維質が周囲についているため、他の木に比べて伐採時に幹がどこに倒れるか予想が難しくなります。
そのため、ヤシの木を確実に倒したい方向へ倒すために、ユニック車2台とチルホールを使って伐採していきました。
チルホールとは、手動ウインチのことで、ワイヤーを巻き上げることで強力な引っ張り力を発生させることができます。
まず、片方のユニック車からワイヤーを伸ばし、ヤシの木にワイヤーをかけます。
次に、ヤシの木からもう片方のユニック車にもワイヤーを繋ぎます。
このように、ユニック車2台とヤシの木がワイヤーで繋がれ、三角形を形作っているような状態にします。
木を倒したい方向を考慮してチェンソーで受け口を切ったら、チルホールを手で巻いてワイヤーを引っ張り、引っ張っている方向に木を倒していきます。
ヤシの木が倒れたら、チェンソーで運びやすい大きさにカットします。
輪切りにしたヤシの木は、手でトラックへ運んでいきました。
ヤシの木の周りには繊維質がくっついていてチェンソーの歯が入りにくく、カットが大変なのですが、気を付けて丁寧に作業を行いました。
最後に、根本を切断して切断面をきれいに整え、作業は完了です。
背が高いヤシの木の伐採作業を半日で完了
今回は、10mの高さがあるヤシの木の伐採を実施しました。
作業は2人で行い、半日でヤシの木1本の伐採作業が完了しました。
最後に周囲を片付けて、きれいに掃除をします。
ゴミの量は5トン車1台分となりました。
作業後、お客様からは「ヤシの木が倒れる心配がなくなって、良かった」とおっしゃっていただきました。
ご満足いただけたようで、大変良かったです。
植木屋松正では、工場・企業・病院・大型施設・マンションの年間植栽管理を受け付けています。
他社よりお安くする自信がありますので、一度お見積りをご依頼ください。