正門正面に桜の枝があり運搬車両が出入りしにくい状態
入り口付近の桜の枝に運搬車両がよくあたるので、伐採してほしいとの事です。特に大型がよく枝をこすって、折れたり、幹が傷つく事がしばしばおこっていました。
伐採するのは、かわいそうですが、仕方がない時もあります。幸いひこばえがでていたので、それを残すことを提案させていただき、了解をえましたので、本丸の伐採に取り掛かる事にしました。
ひこばえとは主幹とは別の根っこの部分から生えてくる枝で、時折、この枝を残して大きくなってきたところで、古くなった主幹を伐採して、更新したりします。
作業内容
桜の大きさは6m程で、今回は工場内ですので、休日の日に作業する事にしました。伐採では、万が一の事も考慮して作業を進めていかないと、取り返しのつかない事態が起こる事もあります。
桜が位置する所が、建物の際であり、足元にはヒラドツツジが列植している事もあり双方とも傷つけないように慎重な作業が求められます。
下から一回での伐採は無理なので、クレーン車を使って上から順番にワイヤーで吊って作業する事にしました。作業時間は、ゴミの積込もいれて1時間程で完了しました。
作業完了後
作業終了の翌日、確認して頂き、これで安心して通行できます。といっていただきました。
この伐採自体は、H26年位にやったもので、現在はどうなったかとゆうと、ひこばえは順調に大きくなったのですが、結局正門の正面とゆうこともあり桜がなくなって見通しがよくなった壁に、安全注意事項の看板が張られる事になり、結局ひこばえ自体も1m程のところで生長がとめられてしまう事態となりました。
植木屋用語
上記でも述べましたが、今回は、ひこばえです。サクラのように古くなった主幹と交換する形で、ひこばえを残す事もありますが、ほとんどの場合にひこばえは必要のない物です。
むしろ主幹の生長のさまたげにもなるような物で、せっかく元気な主幹が、ひこばえのせいで栄養をもっていかれ主幹が弱っていく事もあります。
なので元気なうちはひこばえは根本から完全に切ってしまう方がいいです。更新しようと考えている人は、ひこばえをまずは選定してどれを残せば一番いいか見極めて大事に育てて下さい。
ここで大きくなったら邪魔にならないか、他の植物と将来ぶつからないかなどをチェックする事をおすすめします。
それとすぐに更新できないので主幹が弱っていそうならひこばえが大きくなるまでは3年程はみた方がいいので前もっての準備が重要になります。