植栽の年間管理のうち害虫対策をしっかりやってほしい
植栽の年間管理を行っている京都府八幡市のマンションでの事例を紹介します。
こちらは200世帯ほどのマンションで、外周の植え込みのほか、デザインされた立派な中庭があり、たくさんの木が植えられています。
ご依頼いただいた経緯として、以前入っていた業者が事前連絡なく急に来て、作業後は何も言わずに帰っていくということが続き、苦情を入れても改善されないので、ほかの業者を探されていたそうです。
その中で、マンションから近い弊社をお選びいただいたとのことです。
管理人さんは、植栽にこだわりを持っていらっしゃったので、、雑草取りや、剪定箇所などの希望を丁寧にヒアリングしました。
特に、「夏場に植栽周辺をコバエが飛び回っていると、住んでいる人から苦情が来るので、虫対策をしっかりしてほしい」とのご希望があり、年5回の管理のうち3回は害虫対策の薬剤散布を行うことになりました。
【作業スケジュール】
5月:薬剤散布・除草・生垣剪定・低木剪定
8月:薬剤散布・除草
10月:薬剤散布
11月:除草・中高木剪定・生垣剪定
1月:寒肥
5月に行う植栽管理(薬剤散布・剪定など)の作業内容
外周:サツキとヒラドツツジの植え込み剪定・生垣剪定・歩道脇の除草
中庭:低木植え込み剪定・生垣剪定
1.薬剤散布
一般家庭の場合は手入れ後に薬剤散布を行うことが多いですが、マンションの場合は最初に行います。
というのも、お住いの方々に散布時間の連絡を行う必要があり、作業時間が前後する可能性がある最後よりも、あらかじめ時間を決めておける最初の方が良いからです。
管理人様には事前に作業時間中に洗濯物干さないようにするなどの周知を行っていただきました。
薬剤は、コバエや毛虫などの害虫全般に効くものを選び、当日の作業中は、風下に立たないようにしたり、液が手につかないようにしたり、薬剤の扱いに注意しながら散布を行いました。
2.草刈り
主に外周の歩道脇の雑草など、広い範囲の草刈りを行いました。
そのほかにも、植え込みのサツキにツル状の雑草が絡まっている部分があり、管理人さんが気にされていて「特に念入りにやってほしい」とのご要望がありました。
手作業で木と木の間から伸びたツルを丁寧に取り除きました。
3.生垣刈込
外周裏にあるアラカシの生垣と、中庭のベニカナメモチの生垣の剪定を行いました。
それぞれ、高さを合わせ表面を整える剪定を行っています。
4.低木剪定
最後に、中庭と外周の低木の剪定を行いました。
花壇に収まるようトリマーで刈り込み、表面をきれいに整えてます。
ほとんどの場所は最後にごみを集めましたが、個々の家の前のヒラドツツジの植え込みは、家の前の通り道なので剪定都度掃除しました。
年3回の薬剤散布でマンション植栽の害虫対策
作業終了当日、管理人様は不在でしたが、後日「きれいにしてもらって助かりました」とご連絡をいただきました。
今回の現場では害虫にお困りでしたので、年間管理のスケジュールの中で薬剤散布を多めに入れてお伺いすることになっています。
植栽管理と一口に言っても、マンションそれぞれでお悩みがありますよね。弊社、植木屋松正では、お悩みや、ご要望などをお聞きして、から作業をご提案しておりますので、お困りの際は是非一度ご相談ください。
京都府八幡市でマンション植栽の害虫対策などの年間管理を依頼するなら植木屋松正まで