ガレージからの雨漏り点検のために庭の地中を調べたい
以前にゴールドクレストの伐採をご依頼いただいた京都府八幡市のM様からのご依頼で、ガレージ上のモチノキを撤去(伐採・伐根)した事例です。
【以前の事例】
⇒「フェンスを壊しそうな植木を何とかしたい〜ゴールドクレスト8本を伐採〜 京都府八幡市」
M様邸は、1階が掘り込みガレージになった高台の家で、ガレージ上はお庭として木や花を植えられていました。
今回のご依頼の前年に地震があり、その後にガレージ天井から雨漏りが起きたそうです。
天井部分にヒビ入っていたら、そこから木の根が侵入して余計に割れるかもしれないとおい懸念もあり、一度はお庭の土をすべて撤去して雨漏り調査を行おうと考えていらっしゃいました。
雨漏りが止まったので念のため真上の木の撤去だけ行うことに
M様は雨漏り点検の段取りを行っていらっしゃいましたが、しばらくすると雨漏りはぴったり止まり、再開する気配はなくなったそうです。
そこで、今回は土撤去はやめて、雨漏り箇所のちょうど真上にあるモチノキの撤去だけ行うことをご希望されました。
モチノキは高さ2.5mほどでした。
ガレージ上に植えられた高さ2.5mのモチノキの撤去
モチノキはまず、根元からチェーンソーで切り、そのままでは、1階に停めたトラックまで運び出すのがむずかしいので、ある程度解体してから階段を通って運搬しました。
50㎝ほど切り株を残しておき、チェーンブロックという滑車のような装置を使って根の撤去を行います。
切り株を引っ張り上げながら、太い根を切り、付着した土を払い落します。
付近に雨水桝(小さなマンホールのような部分)がありましたが、ちょうど当たらないように作業できました。こういった根の撤去作業では雨水桝や地中の配管に注意が必要です。
掘り込みガレージ上の木を2時間で撤去完了
手際よく作業を終え、心配の種だった木がなくなったので、M様はとてもお喜びでした。
今回のような、掘り込みガレージ(ビルトインガレージ)上の庭や屋上庭園は、庭ができるように防水対策がされていたとしても、経年劣化は避けられず、補修が難しい箇所です。
定期的に専門業者による点検を受けるほか、今回のように根が心配な木は撤去してしまうことがおすすめです。
京都府八幡市で掘り込みガレージ上のモチノキを撤去するなら植木屋松正まで