受水槽の点検前に伸びすぎた植木を切ってほしい
以前から植栽管理などを承っている大阪府枚方市の病院様からのご依頼です。
今回は、受水槽の点検に備えて、周囲に植えられた植木の剪定を行うことになりました。
敷地内の受水槽について、付近の植木の枝が覆いかぶさったり当たったりしていたら、点検にひっかかるので切っておいてほしいとのことでした。
この場所はもともと木が植わってたところに、受水槽できたそうで、1mくらいは離れてはいるものの、受水槽は6mくらいの高さなのに対し、木は12〜13mほどの高さがあり、覆いかぶさったり、横から伸びた枝が当たったりしている状態でした。
4〜5年前に一回切ったそうですが、写真のように鬱蒼としてしまっています。
受水槽周辺のアラカシ強剪定の作業内容
今回の剪定では、まず、受水槽に向かってる枝は必ず切り、今後覆いかぶさってこないように高さも縮める作業を行ないます。
直接木登り、上の方から、伸びた枝を少しずつ、切り落としていきます。
受水槽側の太い枝は、そのまま落とすと、受水槽に直つ当たったり、地面にバウンドして当たってしまう恐れがあるので、ロープで縛ってから切って、ゆっくりと降ろしていきます。
常時、木の下にもう1人が待機して、降ろした枝や、直接落とした枝を集めてトラックに積み込みました。
この現場のアラカシは「ひごばえ」という根元から生える脇芽が多く、それらも全て切りました。
横に無駄にボリュームが出るという見た目の問題のほか、ひごばえは大元の木から栄養を奪うというデメリットもあります。
ワザと伸ばして、場所にあった樹形に仕立てることもありますが、こちらではその必要性も要望もありませんでしたので、不要と判断しました。
また、受水槽周辺の点検は厳しく行われますので、今後できるだけ長く、剪定しなくていい状況を維持できるようにしっかりと剪定を行いました。
受水槽まわりのアラカシを今後しばらく手入れしなくていいように剪定
作業後、アラカシの枝や葉がかなり減り、以前は埋もれていた受水槽がしっかり見える状態になりました。
高さも低くなり、受水槽からの距離を確かめたお客様は、安心された様子でした。
今回の受水槽のように。敷地内で植木がかかってはいけない部分は色々あるかと思います。
そのような場所では、植木はできるだけ手入れが少なくて済むように剪定することが大切ですし、お手入れが大変なときは切ってしまうのも一つの手です。
管理にお困りでしたら、一度植木屋に相談されることがおすすめです。
大阪府枚方市で受水槽付近のアラカシを剪定するなら植木屋松正まで