事務所兼住居の広い庭のウバメガシ生垣などの手入れを依頼したい
京都府京田辺市のお茶屋さんの事務所兼住居の植栽管理の事例です。
こちらは以前別の植木屋さんが入っていましたが、代替わりして、剪定方法などが合わないとのことで、別の植木屋を探されて、3年前に弊社にお声かけいただきました。
年に3回剪定・花の植え替え・薬剤散布にお伺い
こちらでは年に3回、植栽管理にお伺いしています。
- 6月:低木と生垣の剪定と花植栽
- 8月:薬剤散布
- 12月:高木と生垣の剪定と花植栽
今回は12月の高木と生垣の剪定にお伺いしました。
3年かけて不揃いな木をバランス良く整えてきた
ご依頼いただいた当時は、お庭の木の多くが不揃いでバランスが悪くなっていましたが、3年かけて徐々に綺麗な樹形になるよう整えています。
得に、正面の長いウバメガシの生垣は、切りすぎたせいで葉のつき方がまばらで見栄えが悪くなっていましたが、やっと枝の長さが揃って均等な密度になってきました。
ただ、一番最初の植木屋さんが、丸形や円筒形などユニークな形に木を剪定していて、ご依頼主様も気に入っていらっしゃったので、こちらは元の形に戻すようにしました。
ウバメガシの生垣剪定など植栽管理の内容
1.ウバメガシの生垣剪定
ウバメガシはトリマーで表面を刈り込み、四角い壁状の形にします。
先述の通り、以前まばらになっていた枝が均等に生えるように形を整えてきたので、全体の様子をチェックしながら作業を行いました。
2.家の裏の植木剪定
家の裏の小さな庭園の木を剪定します。マキなどの細かい葉の掃除が楽になるように、地面に緑のシートを敷いてから作業を始めます。
マキ以外には、スイリュウヒバ、サザンカ、ツバキがあり、サザンカは花時でしたが、剪定を優先してOKとご了承を得て作業を行いました。
3.表の庭の植木剪定
家の表側の庭には、門から見て左手に円筒形のサザンカとヒマラヤスギ、右手にマツ・モチノキ・ヒノキが植えられていました。
サザンカは円筒形を保つように表面を刈り込み、ヒマラヤスギはできるだけ小さく剪定しました。
マツは、以前に比べてかなり元気になり、たくさん芽吹いて順調に育っていましたので、枯れ枝を取り除き、前回の剪定から中途半端に伸びた部分を剪定しました。
モチノキはまだ樹形の修正途中ですので、綺麗な円錐形に近づくように枝を整えました。
ヒノキのついては中途半端な樹形でしたが、お客様からそのままでいいというご希望がありましたので、最低限の剪定を行っております。
お庭の中から見た様子↓
見栄えの悪くなっていたウバメガシ生垣などの植木がキレイに整った
お客様には毎年作業に満足いただいており、今回もすっきりしたお庭を見て喜んでいただくことができました。
今回のように、自分で切ったり、植木屋さんが変わったりして庭の木や生垣の形や枝のつき方が悪くなることはしばしばあります。
ウバメガシなど強い木でもそういったことが起こりますので、様子がおかしい時は早めに対応されることがおすすめです。
弊社植木屋松正では、樹形が崩れた木や、弱った木を、元気にする剪定を得意としていますので、「何回切ってもらっても、なかなかキレイな形に戻らないな」という場合は、是非一度ご相談ください。
京都府京田辺市でウバメガシ生垣の剪定にお困りでしたら植木屋松正まで。